一人暮らしに望んだ変わった条件
一人暮らしも良いわぁ。「突然なんだ?」今、河合恵里さんの、アルバム聴いててさ。やっぱ音楽、素晴らしい。「ふむ、ARIAの方か」
おう。コーラス、アカペラ中心。凄く綺麗な歌声してんのよねぇ。「ま、一人暮らしじゃなくとも聞ける」
うっせー!そりゃま・・・ね、だけど!単身、優雅な音楽に耳を傾け、好きな事へ没頭する。悪くねーぜ?「ふむ、あながち一人暮らしも悪りぃとは思わん」お、理解出来た?
「勿論、うめーお菓子も食べ放題。最高やん」そっちか。「家族がおれば、取り合う羽目に。何時もメロンバーで、嫌なんだよ!」
はぁ?「分からぬか?必然的に緑が残る訳を」さあ、食った事ありません。「貴様、一人暮らしを始めて何年?」えっと、かれこれ五・六年?長げーわ。
「で、今の感想か。下種め」下種?「もっと食文化を広げよ。見識を広め、知識を深める事。大切ぞ」氷菓子に、うるせー奴。
「貴様こそ」ふは。「ぐっ」思わず笑っちゃう。「おう、似た者同士よなぁ」何時までも、こうありたいもの。